大学や研究所と共同で開発するときの効果的な進め方や注意点についてまとめました
装置を評価し結果を理論計算と比較して課題を考えます。課題に影響する状態量(温度、圧力など)が設計時の想定外なのか想定内なのかなどを調べ原因を絞り込んで対策を考えます。
装置の評価前準備をまとめました。装置内の状態を把握して計測や条件設定のミスなどを回避にするモニタについてです
試作したモノの納入後に行う評価準備についてです。配管やセンサなどについても知識を持っていればスムーズに進められます。
モノができたら動かして目標とする機能を確認するのですが、条件の整った場所が無ければ効率的に進められません。少し時間をかけてもしっかりとコンディションを整える必要があります。その後、状態を調べるために必要な量(温度、圧力など)を考え、計測す…
イメージ図から効率的に早くモノづくりする手順を説明します。加工は社内外にお願いし、加工手順や加工性を考慮して加工先で図面化してもらうのが効率的です。
創りたいモノをアイデアからカタチにする手順を説明します。過去の技術の蓄積や経験のないモノの場合は手探りでゼロからのスタートですが、理屈をしっかり押さえて設計を進めます。
新しいモノづくりの企画からアイデア創出までの手順をまとめました。 1.新たなモノについての社会的状況調査新たなモノづくりをする前にニーズ調査を行います。背景にある問題を調べ、何に役立つのかを理解することで取り組む意味を理解します。モチベーシ…
大学や研究所に相談する時の考え方や方法をまとめました
評価の結果から課題と対策を考えます。目標に対して評価結果が異なる原因を初期設計時に立ち戻って考えます。 目標の動作条件で火炎が吹き消える混合気の速度と燃焼速度を釣り合うように通路の面積Scを決めましたが、設計した条件で吹き消えるなら、設計どお…
評価する項目うまく燃やす条件をみつけることを第一の目的とします。アンモニアの燃焼は、ささいなことで消えてしまったり、排気ガスは窒素と水蒸気だけにしたいのですが、燃料のアンモニアが排気されたりNOxが発生することが課題です。課題を考えたとき炎が…
第1回から考えてきた下図のようなアンモニア燃焼器を評価をする場合について具体的に考えてみます。 計測はセンサを選定して下図のように配置していましたアンモニアの燃焼についての状態量(計測値)や評価量(計算値)は下記のように計測値を用いて計算します…
評価結果は目標値(初期理論計算した値)と比較してよしあしを検討します。実際の評価では理論計算どおりにはならず差がでるはずです。この差をどれだけつめられるかが設計技術となります。 どの程度の差が一般的なのかは使用条件と性能が公開されている同様の…
評価を開始します。 〇装置設置 安全確保が必要なら装置の場所と モニタする場所は窓や壁で隔てます 〇モニタ 補機操作部とモニタを近くに設置し(下図) 操作しながらデータをチェックできるようにします 〇運転操作 データモニタをみながら補機を操作して…
装置全体を評価するまえに設計時の計算を見なおしましょう 1.目標能力2.動作条件1.の能力をチェックするため設備や補機を コントロールして2.の動作条件をつくり評価します 評価のまえに内容や計画を考えます(1)評価内容・動作条件を整理する (温度…
PC上にデータロガーの計測データや計算した評価量を表示します 第33回のデータロガー通信&計測と、第37回の画像表示の考え方をまとめ、計測データの時間変化を表示するグラフを作ります 手順は下のようになります①Xサーバ接続、ウィンドウを表示する②デ…
評価データモニタつくりで今回は線をひく手順です 前回生成したウィンドウからのつづきです
今回プログラムによる表示方法についてです
評価中に装置の出力など目標とするデータの状況がチェックしやすいようにします
装置をうごかすための設備を安全チェックしながら作動します
装置のセッティングは第27~32回でおわっているとして、装置の動作チェックをおこないます。いきなり装置全体をうごかさないで少しずつ確認します 1.使用する媒体配管をチェックする 液体の場合では装置に入れる前に ポンプの吸込配管中にエアが溜りそ…
これまで予算節約のため、やれることは自分でやるという進め方をしてきました。開発ソフトを買わずにPCでプログラムができたのは、以前はOSがC言語でかかれていたUNIX系のBSDやminix(LINUX)などでした。 現在もLINUXはPCで使用できますし、下のような安価な…
装置の動作チェックはセンサーの計測値をみながらおこないますが、装置の評価を行うときにつかえるように準備しておきたいと思います。
補機やセンサーを取付けたら配線します。補機は電源、制御信号線。センサーは電源、信号線をつなぎます。 パーツは前回とおなじ例で考えます。・ポンプ AC100V ・電磁弁 AC100V ・流量計 DC12~45V アナログ出力4~20mA・熱電対 K型 上の図のような回路例に…
ポンプや送風機、バルブなどの補機やセンサーを装置にとりつけます。水や空気などの媒体の回路は、すでにフロー図を作成して考えてあります。パイプ、ダクトを選定し、接続方法を考えて組立てます。 ポンプやバルブ、流量計などそれぞれ接続口径がことなるか…
パイプやダクトをきめたら補機などを接続しますがつなぎ目をどうするかです。いくつかのタイプがありますが主な例を紹介します。 ねじこみ形パイプの端部を管用テーパネジにする先端にいくほど細くなるネジで比較的シール性がたかいです。パイプとおなじよう…
設置ができたら装置をうごかすために補機などをセットします。素人の自分がやっても時間がかかるからと、誰かにやってもらおうなどと思わず、まずは経験とおもって取り組みましょう。 これまでに補機やセンサについて学んでいるので、実際のモノをみたりセッ…
装置のチェックがおわったら評価するための準備にとりかかります。こんなことは誰かにやってもらおうなどと思わず、最初は自分がメインでおこなうことが大切です。 準備から全てにかかわっていればトラブルへの対応や、評価でえられた課題の対策をするときに…
装置のモレチェックは実際にどうしているのかについてです。モレがあって直せなかった経験もおはなしします
装置をうごかし、トラブルを解決しながら目標の能力がえられるか調べていきます。手はじめに装置をくわしくチェックします