第1回 背景の確認
1.背景の調査
こんなモノが欲しいというニーズに答えるために、ニーズが出てきた背景は知っておきたいです。直接的な要望への対応ばかり考えていると、考えたモノが背景にマッチせず本末転倒の結果にならないためです。
①先方へのヒアリング
〇キーワード(用語、機関名)をメモ
詳しく教えてくれるとは限りません。ナゼ必要なのか?ナゼ今なのか?ざっくりした背景でも良いので教えて貰います。何度も出てくるキーワード(用語、機関名)などをメモリます。
②自分で調べる
〇調査先:省庁の公開資料、論文、大学の公開資料、専門書籍など
〇方法:キーワードを幾つか組み合わせて検索
ヒアリングで得たキーワードをもとにネットで調査します。調査先は信頼性が高い程良いです。まずはキーワードで検索して関連の情報を調べますが、一度の検索でキーワードを組み合わせた方が、関連する情報により早くたどり着けるようです。
背景は遡ると国(省庁)の方針に繋がっていることがあります。