第36回 評価データをモニターする
これまでにデータロガーで時々刻々の計測値をよみとれるようにしました(第32回)
ここでは評価中に装置の出力など目標とするデータの状況をチェックしやすくすることをかんがえます
①装置のどの部分のデータかわかりやすい
得られた情報と装置内の位置が直感的にわかるようにします
②評価量を計算する計測値がチェックできる
温度、圧力、流量など評価量を
計算するデータが正常かがわかります
③時間変化がチェックできる
・データの時間変化をみて
安定か不安定か判断できます
・評価条件を変化させたときの装置のクセがわかります
④評価量の目標とする値がわかる
目標値が表示されていれば達成レベルがわかります
⑤自分(達)でメンテできる
評価中のトラブルなどの対応が
すぐおこなえるようになります
〇表示のサンプル
第20回で作った図にデータを表示しています
データはxx、yy、zzとします目標とする下の評価量は赤字にしています
・燃焼器の燃焼量
・排ガス中のNOx成分が規制値以下
・排ガス中アンモニア成分が規制値以下
〇表示のサンプル
データの時間変化を表示しています
現時点よりもまえのデータは表示し経緯がわかるように描画してます
評価値の目標ラインをえがいて
今の状況がわかるようにしています
令和4年
あけましておめでとうございます
私が失敗から得たモノ作りのやりかたが、よくもわるくも見本になればうれしいなと思いながら進めていきます