モノ作り企画~実証までの道のり

モノ作りを進めるステップを解説します

イメージ図から素早くモノづくりする


イメージ検討したモノを効率的に早く製作する手順を説明します。加工は社内外にお願いし、加工手順や加工性を考慮して加工先で図面化してもらうのが効率的です。

製作メーカさんを探す
加工ノウハウが無く、加工もできない場合、協力頂けるメーカと相談しながら作り上げます。まずは製作してもらえるメーカを探し、やりたいことを相談します

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加工できる形状を相談して最終形を決める
設計の理想があっても加工できなければ仕方ないという考えが大切です。加工メーカさんに同士になってもいましょう。初期形状の加工性をプロと相談して形状修正し一緒にモノを作り上げるのです。エゴを捨てる覚悟が必要です。
手順としては、まずイメージ図で作りたいモノの説明をします。重要なことは、何がしたいか、どんな構造なのかを理解してもらうことです。分かってもらえれば一緒にどうしたら良いか考えてもらえることができます。


次に最低限守りたい寸法は押さえつつ、材料や加工方法を相談して決めます。加工方法を一緒に検討して進めると時間が掛かる図面化もお願いできることが多いです。そうして効率化することを考えます。tech-consul.hatenablog.com

図面完成し完成品のチェック項目を決める
作成してもらった図面はメールなどでやりとりして確認し修正あればお願いして完成してもらいます。最後に製作物の寸法や満たすべき機能など受取の条件を決めます。部品などの場合は組付けるパーツを支給しておいて組付性を確認してもらうなどします。
「この部分に不具合があったら初期不良なので修正して欲しい」など言いにくいこともありますが、経験上、お互いにしっかりと取り決めておくことが後々トラブルにならない最善策です。

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製作物を発注する

製作に必要な時間を聞きながら、希望する完成日や支払い条件の相談をします。支払いなど事務的な打合せを完了したら発注書を送るなどして正式に発注します。tech-consul.hatenablog.com

製作物を確認する
メーカさんに出向いて完成品を確認します。梱包、搬送、搬入などする前に現場で確認すれば時間短縮になりますし、問題点を直接話し合うことができるので間違いがありません、勘違いによる工数増加を防ぎます。出向いて確認することはメーカさんにとってもイベントになりますのでスケジュールを決めたら余程のことが無い限り日時の変更はしないようにします。

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