第27回 装置をセットする
装置のチェックがおわったら評価するための準備にとりかかります。こんなことは誰かにやってもらおうなどと思わず、最初は自分がメインでおこなうことが大切です。
準備から全てにかかわっていればトラブルへの対応や、評価でえられた課題の対策をするときに装置だけではなく設置の状況、配管などをふくめトータルで考えられるからです。
評価がうまくいかない原因が、装置以外であることがよくあります。
設置
評価するために装置を設置します。
この状態でセンサや補機などのとりつけや配管、配線をおこないます。
ですので作業がしやすい場所、高さにして周囲に1mは作業スペースを確保し、また評価につかう設備などとの配管や配線などがじゃまにならないようにします。
装置の大きさや重さが問題ないなら作業台にのせてもよいとおもいますし、振動などがすくなく固定や重さの心配がないのであれば、アルミフレームやスチールラックで作ったフレームに設置しておくと、レイアウトの変更が必要になったときにベンリです。地震対策のためには床にアンカーボルトで固定したほうがよいと思います。
装置が重いときはホイストやチェーンブロックがつかえるスペースであればよいですが、ない場合はリフターなどを借りて設置します。
装置もスリングやチェーンで吊ることができるようにアイボルトが取付られるようにしておきます