第9回 装置の大きさや寸法を考える
装置をイメージすることを目的として、必要な部分の装置の大きさや寸法を考えます。課題の検討を行った時に理論などを学びました。基本的に調べた理論や経験に基づいて検討を進めます。製作したモノの能力は今後のステップで評価により確認しますが、その時に問題が生じた場合、この検討に立ち返ることになりますので重要な作業です。
〇考え方:第4回で調べた課題の理論をモノの大きさや形状に結び付けます
〇方法:使用条件で生じる課題を理論式、実験式、経験式から数値化し、大きさ形状から決まる数値と調整して寸法を決めます。
〇アウトプット:目標能力を満たし対策案を実現するために必要な装置の概略寸法値。検討や計算した経緯は手書きでも良いので残しておきます。まとめて報告書(設計書)にして依頼者に提出します。検討手法や計算手法は自身で考えた実績であり設計スキルです。