モノ作り企画~実証までの道のり

モノ作りを進めるステップを解説します

第38回 はじめての評価データモニタつくり(その2)

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第37回に引きつづきで今回は線をひく手順です
前回生成したウィンドウからのつづきです
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色、線幅などの情報変数をセット
色、太さなどの情報を記録するGC(グラフィックコンテキスト)をセットします
直前の描画情報はここに記録されます。f:id:tech-consul:20220129071038j:plain

ピクセル座標を計算する
ウィンドウに最大300秒、最大温度100℃のグラフを描くケースをかんがえます
ウィンドウ座標の原点(0,0)最大点(300,100)をピクセル座標の(950,510)、(1910,10)に描くことにします
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上図のように線のスタートウィンドウ座標(Xst,Yst)=(130,60)、エンドウィンドウ座標(Xed,Yed)=(250,80)としてそれぞれピクセル座標に変換します

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座標変換のルーチン化
変換計算は描画のたびにおこなうのでウィンドウ座標からピクセル座標へ変換する関数をつくっておくと便利です。
上図はウィンドウ座標(X,Y)をピクセル座標(Xp,Yp)に変換する例です

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次回は計測データを表示していきます