モノ作り企画~実証までの道のり

モノ作りを進めるステップを解説します

2021-01-01から1年間の記事一覧

第35回 はじめての動作チェック(設備)

装置をうごかすための設備を安全チェックしながら作動します

第34回 はじめての動作チェック

装置のセッティングは第27~32回でおわっているとして、装置の動作チェックをおこないます。いきなり装置全体をうごかさないで少しずつ確認します 1.使用する媒体配管をチェックする 液体の場合では装置に入れる前に ポンプの吸込配管中にエアが溜りそ…

第33回 はじめてのデータ計測(ロガーとの通信)

これまで予算節約のため、やれることは自分でやるという進め方をしてきました。開発ソフトを買わずにPCでプログラムができたのは、以前はOSがC言語でかかれていたUNIX系のBSDやminix(LINUX)などでした。 現在もLINUXはPCで使用できますし、下のような安価な…

第32回 はじめてのデータ計測(やりたいこと)

装置の動作チェックはセンサーの計測値をみながらおこないますが、装置の評価を行うときにつかえるように準備しておきたいと思います。

第31回 はじめての補機セッティング (電気配線)

補機やセンサーを取付けたら配線します。補機は電源、制御信号線。センサーは電源、信号線をつなぎます。 パーツは前回とおなじ例で考えます。・ポンプ AC100V ・電磁弁 AC100V ・流量計 DC12~45V アナログ出力4~20mA・熱電対 K型 上の図のような回路例に…

第30回 はじめての補機セッティング

ポンプや送風機、バルブなどの補機やセンサーを装置にとりつけます。水や空気などの媒体の回路は、すでにフロー図を作成して考えてあります。パイプ、ダクトを選定し、接続方法を考えて組立てます。 ポンプやバルブ、流量計などそれぞれ接続口径がことなるか…

第29回 はじめての評価準備(パイプ接続方法)

パイプやダクトをきめたら補機などを接続しますがつなぎ目をどうするかです。いくつかのタイプがありますが主な例を紹介します。 ねじこみ形パイプの端部を管用テーパネジにする先端にいくほど細くなるネジで比較的シール性がたかいです。パイプとおなじよう…

第28回 はじめての評価準備(パイプ、ダクト)

設置ができたら装置をうごかすために補機などをセットします。素人の自分がやっても時間がかかるからと、誰かにやってもらおうなどと思わず、まずは経験とおもって取り組みましょう。 これまでに補機やセンサについて学んでいるので、実際のモノをみたりセッ…

第27回 装置をセットする

装置のチェックがおわったら評価するための準備にとりかかります。こんなことは誰かにやってもらおうなどと思わず、最初は自分がメインでおこなうことが大切です。 準備から全てにかかわっていればトラブルへの対応や、評価でえられた課題の対策をするときに…

第26回 モレチェックの実際

装置のモレチェックは実際にどうしているのかについてです。モレがあって直せなかった経験もおはなしします

第25回 なにから手をつけましょうか

装置をうごかし、トラブルを解決しながら目標の能力がえられるか調べていきます。手はじめに装置をくわしくチェックします

第24回 補機類選定(その3)

冷却や排気にもちいる送風機を補機として使うばあいの紹介です

第23回 はじめての補機類選定(その2)

rui RAEng_PublicationsによるPixabayからの画像 前回にひきつづき装置を動かすための補助機器(補機)の選定で、今回は熱交換器、ヒーターについてです。熱交換器は例としてはラジエータ、コンデンサ、エバポレータなどが車に使われています。〇熱交換器 高温…

第22回 はじめての補機類選定(その1)

装置を動かすための補助機器(補機)の選定をします。ポンプ(ウォータ、オイル、フュエルなど)、バルブの選定について説明します

第21回 初めての装置計測(データ収集装置DAQの選定)

複数のセンサからのデータを収集するために必要になるデータ収集(DAQ)装置の導入を行います。

第20回 初めての装置計測(センサの選定)

製作した装置を評価して性能の確認や問題点を把握するために、装置の状態を調べるセンサについて考えます

第19回 初めての評価設備導入

装置を評価する時に必要な条件を整えるための設備の導入を考えます

第18回 ゼロからの実験準備(場所選び)

実験を始める場合は場所を確保する必要があります。社内或いは社外で場所を探す場合の目安の説明です

第17回 納品検査に立合う 

試作装置をメーカで立合い確認する時の進め方について

技術創出できるエンジニアに必要なスキルを今から磨きたい

SDGsやカーボンニュートラル対応など今後の新しい技術にも柔軟に対応できるようなスキルとは何か、どうしたら磨くことができるかを考えてみました。

第16回 発注する

試作装置の打合せを終え発注までの手続きについて説明します

第15回 図面完成し最終受取条件を決める

メーカからの図面案を完成させ、装置の最終受け取り条件を決定までのステップです

第14回  イメージ図を加工できる形状にする

イメージ図を製作メーカに持ち込み相談して、加工が可能な形状に修正した図面を作成するまでのステップです

第13回 製作してくれるメーカを探す

イメージ図を実際の形に製作してくれるメーカを探し、絞り込むまでの手順です

第12回 詳細検討する

概略検討した形状で、実際に確認してみないと分からない部分などについての考え方を説明します

参考にした書籍について

参考にさせて頂いた書籍です。今後、随時追加したいと思います。 燃焼関係 燃焼工学(第3版) 作者:水谷 幸夫 森北出版 Amazon 基礎から化学反応速度論まで網羅されていてとても参考になりました。一番参考にした本です。付録に平衡断熱火炎温度のサンプルプロ…

第11回 イメージ図を作成する

仮決定した形状と主要な寸法と大きさから、詳細計算や製作時に必要なイメージ図(たたき台)を作成する手順です

第10回 形状を考える

初めての装置設計で未知の状態から形状を決める上での考え方を説明します

ジョブ型雇用に対応し新たな価値を生み出す人材に必要なスキルについて

プロフェッショナルな人材になるために必要なスキルを考えました

第9回 装置の大きさや寸法を考える

はじめて手掛ける装置の大きさや寸法を理論や経験に基づいて検討する手順を説明します