評価ミスを減らす動作状況モニタを準備する
装置を本格的に評価する前に行うことをまとめました。はじめに補機を動作して目標条件を満たすか確認します。次に設備の安全確認の後、設備を作動して装置の動作確認します。並行して装置内の状態を把握するためのモニタを準備します。評価中に装置状況を把握できれば、計測や条件設定のミスなどに気が付き対応することで評価のやり直しを減らすことができます。【動作チェック】
水やオイルなどの媒体を使用する場合は配管などに投入し、補機を1つずつ動作させ、最終的に装置の動作条件が補機を動かして作れるか確認します。
tech-consul.hatenablog.comtech-consul.hatenablog.com【装置内状態をモニタする】
複数設置したセンサの値をデータ収集装置で取込む準備をしました。装置の状態を把握しやすくするため、装置、補機、配管やセンサ構成を簡易的なイメージ図にし、PCの画面上にスキャン毎のデータを表示します(下図のxx,yy,zz)。またセンサデータから計算した値の時間変化も表示できるようにします。tech-consul.hatenablog.com
【モニタの作成】
計測はコストと保守性を考えPCでOSはLinuxを使用するものとして、モニタはXwindowを利用して作成します。時間軸やデータ値の軸を画面のピクセル座標に変換して画面上に表示する方法を説明しています。tech-consul.hatenablog.com
【計測値をモニタに表示する】
PCからデータ収集装置をコントロールしてセンサのデータを収集しモニタ表示します。イメージ図へはスキャン毎のデータを表示するようにします。時間変化のグラフは、PCのメモリ上に保持した1スキャン前の時間とデータと新たなスキャンでの時間とデータとの座標間で線を引き、これを繰り返していきます。tech-consul.hatenablog.com